漆と金蒔絵の小ばさみ 朱塗り
日本有数の刃物の街、岐阜県関市の長谷川刃物さんで作られた、切れ味抜群の小ばさみに、高貴な光沢を放つ漆と金蒔絵を施しました。
朱塗りは、おめでたい色とされる朱色の漆を塗り、華やかさの中に凛とした落ち着きのある色合いです。
天然の漆ならではの微妙な色の変化が楽しめ、年月を重ねるごとに味わい深く美しい艶があらわれます。漆独特のなめらかな質感が手にしっくりなじみ、使うほどに愛着が増していきます。
小ばさみの心地よい切れ味の秘訣は、職人が一つひとつ手作業で刃を仕上げる最終工程にあります。最終工程の研磨では「小刃引き」で刃の強度を高め欠けにくい加工を施し、「先スリ」で刃先が整えられます。その後の噛み合わせの調整で、はさみの切れ味の精度をより高めます。これらの最終工程には、職人の熟練技と感覚が必要とされます。
細く繊細な刃先に仕上げられた小ばさみは、こまかい作業に使いやすく、クラフト用・手芸用どちらにもおすすめです。
落ち着きのある本革のケースと、金銀の房を付け、より華やかなはさみになりました。
付属のクリーナークロスでお手入れしていただくことで、漆の光沢がよみがえり、いつまでも大切に使っていただけます。
▼研磨作業
▼最終工程で仕上げられた刃先
Cohanaのはさみ・バリエーション
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漆と金蒔絵の小ばさみ 溜塗り |
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