Sotto - Ring(リング)
■サイズ:直径6.7cm × 高さ9.6cm
■カラー:ゴールド シルバー ブラック
■素材:真鍮 天然木(サクラ)
■製法:金型圧縮成形 多種研磨
■内容:おりん本体 りん棒
敷布 取扱説明書
■装丁:ロゴ入りボールケース
■製造:日本製 富山県高岡市
指輪をいっしょに。
私たちには故人が長年愛用したものを「形見」として持つ習慣があります。
それは故人と長い時間を共有した物が持つ力を私たちがどこかで感じているからなのかもしれません。
ミズメザクラを丸く削り出した、ささやかな塚のようなかたちに、小さな窪地(くぼち)。
オベリスクのようなデザインのりん棒とあいまって、Ring(リング)を置いたそこは、独特な静けさのある小さな祭壇に。
長年身に付けられた指輪はその人が生きた時を共に刻んでいます。
その指輪は故人の思いが宿る場所として私たちは「Ring」という新たな祈りの場を提案します。
お色はゴールド、シルバー、ブラックの三種類がございます。お好みのひとつをお選び下さい。
森羅万象を尊び、神仏に手をあわせる。
故人を偲び、ご先祖を敬う。
私たち日本人が古来から大切にしてきた「祈り」の心は、
時代を経ても、脈々と受け継がれてきました。
しかし、その「祈り」を捧げる場においては、
家族構成や住環境が変わってきた今、少しずつ変化が求められているようです。
s o t t o は、現代の暮らしにそっと寄り添う仏具です。
高岡銅器ならではの重厚さはそのままに、光沢感を抑えた金属の質感に自然木のぬくもりを合わせて、
和室にも洋室にも合うシンプルなデザインに仕上げています。
たとえば、家族が集うリビングスペースに。
あるいは、ベッドルームの傍のチェストにしつらえても。
仏壇を置くスペースがない和室にも馴染み、さりげなくインテリアの中に溶け込みます。
s o t t o は、あなたの祈りの心を大切に、ささやかな“ 場” を作るお手伝いをします。
s o t t o の考える祈りの場
時代がどんなに変化しようとも、身近な存在、
大切な人の死を受容することは簡単なことではありません。
遺された者が、死別という事実に折り合いをつけながら悲しみをやわらげていくためには、
物理的な時間が必要であると同時に、心を落ち着ける場が必要です。
そういう意味で、日本古来の「墓」や「仏壇」は、仏さまの浄土を感じ、
故人( ご先祖) と心の対話をする神聖な場としての役割を担ってきました。
しかし、家督制度に対する意識の変化や宗教観の多様化によって、
墓葬の概念が絶対で無くなりつつある今、旧来の仏壇に対する考えも変わってきています。
移住空間の欧米化も相まって、仏壇を設置するスペースを充分に取れないという声も聞かれます。
s o t t o は、そんな変化をとらえ、祈りをささげたいという方の気持ちをまず一番に考え、
暮らしに寄り添う " 祈りの場 " を提案しています。