Sotto - Caroma(キャロマ)
■サイズ:直径72 × 高さ47(mm)
■カラー:マットゴールド - 七宝柄
マットシルバー - 梅鉢
ピンクシルバー - 雪輪文
■素材:真鍮 磁器(美濃焼)
■製法:金型圧縮成形 多種研磨 ガバ鋳込み
■重さ:250g
■内容:香立 火立(カップ型ロウソク)
敷布 取扱説明書
■装丁:ロゴ入り化粧箱
■製造:日本製 富山県高岡市
ささやかに香りで満たす。
香立と火立をシンプルにまとめた " キャロマ " 。
いつでも気軽に火を灯すことができる道具です。
具足の一部として据えておくこともできますし、
来客の際にもてなしとして、お好みの香を焚いて、お部屋を香りで満たす時にも便利です。
磁器製の香立を裏返すことで、線香や棒香だけではなく、
円錐形(三角香・コーン香)のお香も焚くことができます。
しまうときには、上部の真鍮台をかぶせるだけで、ろうそくの火が自然に消えるよう設計されています。
すべすべで重みのある、美濃焼のかわいいお香皿。
真鍮の凛とした線、マットで落ち着きのある表面の光沢と、美濃焼の陶石の青白さ、
優しい柄とがバランスよく調和しています。
ひっくり返すと棒香・三角香のどちらも立てられるという、ありそうでなかった工夫にも、
使う人のことを考えながら試行錯誤する、瀬尾製作所の職人さんやデザイナーさんの工夫が感じられる一品です。
金色と七宝柄、銀色と梅の花柄、ピンクゴールドと雪輪文柄の三種類がございます。
お好みのひとつをお選び下さい。
また、sottoシリーズのなかでもCaroma(キャロマ)と並んでひときわ小さいふたつのおりん、
ベルのかたちをしたCaprin(カプリン)や、ボートの後ろすがたのようなPaddle(パドル)もございます。
仏具セットをお探しの方は、宜しければ合わせてご覧下さいませ。
森羅万象を尊び、神仏に手をあわせる。
故人を偲び、ご先祖を敬う。
私たち日本人が古来から大切にしてきた「祈り」の心は、
時代を経ても、脈々と受け継がれてきました。
しかし、その「祈り」を捧げる場においては、
家族構成や住環境が変わってきた今、少しずつ変化が求められているようです。
s o t t o は、現代の暮らしにそっと寄り添う仏具です。
高岡銅器ならではの重厚さはそのままに、光沢感を抑えた金属の質感に自然木のぬくもりを合わせて、
和室にも洋室にも合うシンプルなデザインに仕上げています。
たとえば、家族が集うリビングスペースに。
あるいは、ベッドルームの傍のチェストにしつらえても。
仏壇を置くスペースがない和室にも馴染み、さりげなくインテリアの中に溶け込みます。
s o t t o は、あなたの祈りの心を大切に、ささやかな“ 場” を作るお手伝いをします。
s o t t o の考える祈りの場
時代がどんなに変化しようとも、身近な存在、
大切な人の死を受容することは簡単なことではありません。
遺された者が、死別という事実に折り合いをつけながら悲しみをやわらげていくためには、
物理的な時間が必要であると同時に、心を落ち着ける場が必要です。
そういう意味で、日本古来の「墓」や「仏壇」は、仏さまの浄土を感じ、
故人( ご先祖) と心の対話をする神聖な場としての役割を担ってきました。
しかし、家督制度に対する意識の変化や宗教観の多様化によって、
墓葬の概念が絶対で無くなりつつある今、旧来の仏壇に対する考えも変わってきています。
移住空間の欧米化も相まって、仏壇を設置するスペースを充分に取れないという声も聞かれます。
s o t t o は、そんな変化をとらえ、祈りをささげたいという方の気持ちをまず一番に考え、
暮らしに寄り添う " 祈りの場 " を提案しています。