Sotto - Picstal(ピクスタル)
■サイズ:横25cm × 縦16cm × 高さ14.8cm
■仕上げ:斑紋純銀色 斑紋黒染色
■素材:真鍮 天然檜(ヒノキ)
ステンレス アクリル
■製法:金型圧縮成形 多種研磨 高岡銅器着色法
■重さ:1100g
■内容:写真立て 取扱説明書
■装丁:ロゴ入り化粧箱
■製造:日本製 富山県高岡市
故人との語らいの場を作る。
さりげなく故人に祈りを捧げ、時に語りかける場をつくりたい。
" ピクスタル "は、そんな願いを叶えます。
写真立ては、横に配置すればL判の写真が2枚並べられ、縦に置く場合は、2L判がちょうどおさまるサイズです。
木製の台座部分に、三具足を並べることもできます。
かしこまらずに故人を偲びたい方にぴったりの、現代の祈りの場です。
日なたに映える、さわやかなひのきの台座。
真鍮製の写真立てを彩る優雅な古美色は、高岡銅器の特殊技法によって、
酸性溶液に浸し、焼き付け、ふき取り、それをまた繰り返すといった、
さまざまな手順を丹念に繰り返すことで醸されています。
始まりも終わりも区別のない斑紋模様は、まるで鍾乳洞の奥や、
平面にあらわされた空(くう)の世界を眺めているかのようです。
シックな黒を基調に淡い褐色の差す「斑紋黒染色」と、
銀メッキに独特な風合いの浮かぶ「斑紋純銀色」、二つの仕上げがございます。
お好みの色をお選び下さい。
また、同じsottoシリーズにぴったり合う大きさですので、
三具足( 香炉 燭台 花立て )がひとつに収まったChering(チェリング)や、
そこへおりんも加わったPotterin(ポタリン)を載せると、コンパクトながら重厚な仏具一式を仕立てることができます。
宜しければ、あわせてご覧下さいませ。
森羅万象を尊び、神仏に手をあわせる。
故人を偲び、ご先祖を敬う。
私たち日本人が古来から大切にしてきた「祈り」の心は、
時代を経ても、脈々と受け継がれてきました。
しかし、その「祈り」を捧げる場においては、
家族構成や住環境が変わってきた今、少しずつ変化が求められているようです。
s o t t o は、現代の暮らしにそっと寄り添う仏具です。
高岡銅器ならではの重厚さはそのままに、光沢感を抑えた金属の質感に自然木のぬくもりを合わせて、
和室にも洋室にも合うシンプルなデザインに仕上げています。
たとえば、家族が集うリビングスペースに。
あるいは、ベッドルームの傍のチェストにしつらえても。
仏壇を置くスペースがない和室にも馴染み、さりげなくインテリアの中に溶け込みます。
s o t t o は、あなたの祈りの心を大切に、ささやかな“ 場” を作るお手伝いをします。
s o t t o の考える祈りの場
時代がどんなに変化しようとも、身近な存在、
大切な人の死を受容することは簡単なことではありません。
遺された者が、死別という事実に折り合いをつけながら悲しみをやわらげていくためには、
物理的な時間が必要であると同時に、心を落ち着ける場が必要です。
そういう意味で、日本古来の「墓」や「仏壇」は、仏さまの浄土を感じ、
故人( ご先祖) と心の対話をする神聖な場としての役割を担ってきました。
しかし、家督制度に対する意識の変化や宗教観の多様化によって、
墓葬の概念が絶対で無くなりつつある今、旧来の仏壇に対する考えも変わってきています。
移住空間の欧米化も相まって、仏壇を設置するスペースを充分に取れないという声も聞かれます。
s o t t o は、そんな変化をとらえ、祈りをささげたいという方の気持ちをまず一番に考え、
暮らしに寄り添う " 祈りの場 " を提案しています。