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置いて使えるつめ切り
職人手作りの質実剛健な時計
愛媛の木と石の新しいブランド
兵庫県三木市の鍛冶屋集団
日本の照明をおしゃれに変えたい
香川で受け継ぐこだわりの技術
伝統の高岡銅器を暮らしの中に
そっと傍に置いておけるモダン仏具
■サイズ バッグ:幅370 × 奥行120 × 高さ270 ハンド:長さ480 ショルダー:調節式 1100から1300(mm) ■素材:天然竹(笹神村) 牛革、真鍮、アルミフレーム コットン100%、ナイロン100% ■製造:新潟県阿賀野市 ■デザイナー:梅野 聡 / Satoshi Umeno
笹神村と呼ばれていた地域、今坂で採れる竹はとても明るい自然色。 うっすらと緑がかったところが爽やかな色合いを湛えていて、初夏の笹林のひっそりした青さが目に浮かびます。 ちょうどその時節、七月。 小林ミドリ竹籠店の皆さんは、総出で笹林へ向けて山道を登り、その年の雪解けのころ伸び始めたばかりの、若くて柔らかい竹だけを探し出し、選り分けながら集めます。もし一週間でも収穫が遅れると、わずかに成長が行き過ぎて硬くなり、竹かごを編み上げるための材としては、もう使うことが出来なくなってしまうのだそうです。 そうして集めた一年目の柔らかく細い竹を、さらにナタで細く割り、水に漬け、薄く剥いでいって、丁寧に編み込んで出来上がるその竹かごは、軽く、しなやかで、子どもからその子ども、その子どもから孫へと、100年は使えるほど丈夫だといいます。
小林ミドリさんの独特な編み模様は、ぎゅうぎゅう詰めではないどころか、むしろびっくりするくらい開放的で抽象的。 メインモチーフになっている神秘的な幾何学模様は、まるでだまし絵のように重なり合った六芒星のようで、じっと見つめていると すこし不思議な気分になります。
夢二籠(ゆめじかご)では、そのメインモチーフは下に降りていくにつれ不鮮明な六角形、台形、正確なひし形と、緩やかにすぼむ側面に合わせて形を変えていき、白鳥籠(はくちょうかご)では麻糸を太く結い合わせたようなアクセントで途切れ、菖蒲籠(あやめかご)では下半分が緻密で、遮蔽的で…… …そしてひっくり返すと、どのカゴの底にもふたたびメインモチーフが現れます。 複雑な形状の足をした平成籠(へいせいかご)すらも、曲面を描きながらその独特なパターンを保っています。
フロアライト留蛍(とまりほたる)と、ペンダントライト舞蛍(まいほたる)は、印象的な六角形の編み模様がきれいな光と影の境界をつくります。 天井から下がりながらかすかにゆれるたび、光の斑点が壁や天井に舞う、『舞蛍』。 場所からまた次の場所。運ばれた先に留まってはそこで静かに光る、『留蛍』。 明るい朝にも編み模様の中に真鍮のソケットが透ける、消えている間も美しい明かりです。
いま小林ミドリ竹篭店の竹かごは、小林ミドリさんの技術とその独創的な編み模様を受け継いだ、 長女の美代子さんと、次女の幸子さんが編んでいます。 古くは笹神村と呼ばれた地域に伝わる、100年使える伝統工芸品としての竹かご。 『蓮』、『菖蒲』、『白鳥』、『夢二籠』…… 小林ミドリさんが名に込めてイメージを織り込んだ、芸術作品としての竹かご。 子どもからその子ども、子どもからその孫へと100年を見守る、笹神村の竹かごです。
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インナーバッグ、レザーベルトの色をオプションからお選びください。