伝統を守りながら挑戦し続けること。使われてゆくこと。今していることを未来へも。
木本硝子株式会社
世界初、漆黒の江戸切子。その美しいグラスが生まれるまでには数限りない試行錯誤がありました。一目見てそのグラスに魅せられるほどの威力。
そう、古いも新しいも関係ない。いいものが残っていく、それだけだ。
今日、あなたはどんなグラスを傾けますか?
リング:ひとつひとつのリングは木の年輪を表しています。等間隔で並ぶリングは毎年静かに、しかし確実に成長してゆく生命の象徴です。
柾目:木は年輪の目を直角に切り出すとその表面はまっすぐな柾目になります。この柾目は原木の中心部からしか取ることのできない
高級品です。このグラスはその柾目をイメージし、等間隔なストライプとしてデザインしています。
玉市松:植物の細胞を拡大するとそこには市松模様のように規則的に並んだ不思議な世界を見ることができます。その細胞のひとつひとつには
球状の核があり、それはまさに市松模様の中にある磨き玉のようです。
木本硝子の美しいプロダクトを支える人々。
魅力的なガラス製品を作り出すには、何が必要だろう。技術か、熟練の技か、大胆な発想か。そのどれもが必要不可欠。
大切なのは協力パートナーの存在だ。
磨きやカッティングの他にも、サンドブラスト、プリントや表面に薄い透明金属膜を蒸着するラスター加工、シルクスクリーン印刷や加工を施す
職人がいる。それぞれに得意分野を持つ多彩な技術職ネットワークこそ、木本硝子の一番の強み。仲間なくしてモノづくりは不可能だ。