Sotto - Cherin mini(チェリン ミニ)
■サイズ:直径4.6cm × 高さ11cm(りん棒を含む)
■カラー:ゴールド シルバー ブラック
■素材:真鍮 天然木(サクラ)
■重さ:190g
■製法:金型圧縮成形 多種研磨
■内容:おりん本体 りん棒 敷布
取扱説明書
■装丁:ロゴ入り化粧箱
■製造:日本製 富山県高岡市
美しく佇む おりん。
故人を思いながら鳴らすおりんの音色は目を閉じ、手を合わせる間、美しく尊く心に染み渡ります。
さくらんぼのような形が愛らしい「Cherin」は、コンパクトで場所をとらず、佇まいはまるでオブジェのよう。
上部の穴にりん棒を立てておさめるようになっていますが、叩いた後すぐにりん棒を戻しても、音が鳴り止むことはありません。
黒色の敷布の上に置くことで、より美しい音色を響かせることができます。
上下に組み合わさった二つのおりんは、ひっくり返すことで二種類の音を奏でることができます。
どちらかの音色がきっと、その日目を閉じて捧げる祈りに、そっと寄り添ってくれるはずです。
りん棒に黒檀や紫檀などの高級で硬い木ではなく、桜の木を用いているのも、職人さんが当たりの柔らかさや余韻をさまざまな木で試行してみての結果だそうです。
深まる春の匂いを大気に伝える、子どもの頃から幾度も見上げたあの桜の木が、お鈴の音色に、そして祈りに溶け込んでいくというのは、なんとも言えず感慨深いものがあります。
Cherin(チェリン)にはこちらのミニと、一回り大きな Cherin(チェリン)、そして下部に天然木を用いた Cherin wood(チェリン ウッド)がございます。
チェリンはやや深い伝統的な音色。
ミニはやや高い涼やかな音色を奏でるおりん。
ウッドは柔らかい響きをもつおりんです。
お好みのひとつをお選び下さい。
森羅万象を尊び、神仏に手をあわせる。
故人を偲び、ご先祖を敬う。
私たち日本人が古来から大切にしてきた「祈り」の心は、
時代を経ても、脈々と受け継がれてきました。
しかし、その「祈り」を捧げる場においては、
家族構成や住環境が変わってきた今、少しずつ変化が求められているようです。
s o t t o は、現代の暮らしにそっと寄り添う仏具です。
高岡銅器ならではの重厚さはそのままに、光沢感を抑えた金属の質感に自然木のぬくもりを合わせて、
和室にも洋室にも合うシンプルなデザインに仕上げています。
たとえば、家族が集うリビングスペースに。
あるいは、ベッドルームの傍のチェストにしつらえても。
仏壇を置くスペースがない和室にも馴染み、さりげなくインテリアの中に溶け込みます。
s o t t o は、あなたの祈りの心を大切に、ささやかな“ 場” を作るお手伝いをします。
s o t t o の考える祈りの場
時代がどんなに変化しようとも、身近な存在、
大切な人の死を受容することは簡単なことではありません。
遺された者が、死別という事実に折り合いをつけながら悲しみをやわらげていくためには、
物理的な時間が必要であると同時に、心を落ち着ける場が必要です。
そういう意味で、日本古来の「墓」や「仏壇」は、仏さまの浄土を感じ、
故人( ご先祖) と心の対話をする神聖な場としての役割を担ってきました。
しかし、家督制度に対する意識の変化や宗教観の多様化によって、
墓葬の概念が絶対で無くなりつつある今、旧来の仏壇に対する考えも変わってきています。
移住空間の欧米化も相まって、仏壇を設置するスペースを充分に取れないという声も聞かれます。
s o t t o は、そんな変化をとらえ、祈りをささげたいという方の気持ちをまず一番に考え、
暮らしに寄り添う " 祈りの場 " を提案しています。